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SES営業の説明書

就職活動中に「ITの人材派遣」や「SES」と見かけた人、またはすでにSES営業をされている方へ向けてのブログです。 SESとは?営業方法やアクシデントの対処方法、将来性など幅広く語っていきます。

商流(人の流れ①)

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商流(人の流れ①)

基本的な商流の例えを出しましょう!

①A社(元請け)⇒B社(二次受け)⇒C社(三次受け)⇒D社(四受け)

これはよくあるバターンで

元請が人が足りないので、二次受けに人を借りる
二次受けでも人手が足りないので三次受けに人を借りる
三次受けでも人手が足りないので四次受けに人を借りる

仕事の現場ではこうなる。


例:1

A社の社内で仕事

A社員(リーダー)
B社員
B社員
C社員
D社員

下記のようなパターンもあります。

例:2
A社の社内で仕事

A社員(リーダー)
B社員
D社員
D社員
D社員

あれC社がいない?
そうですC社は人がいないので、D社から人を借りています。

そしてC社は仲介料手数として中抜きをしています。

数字で表すと
B社がC社に60万円でプログラマを貸してくれ!!と言ってくるので
C社はD社に対して54万でプログラマを貸してくれ!!と60万円から10%の手数料を
とってお願いをします。(手数料は会社によりますがSES営業ではだいたい10%です)

もしB社がC社に3人を一人60万で貸してくれ!として
C社がD社から54万円で3人借りることができたら
毎月で6万×3人=18万の儲けが発生します。

もしこの契約が3ヶ月だったら、自動的に18万×3ヶ月=54万の利益になるのです。

徐々に明確になってきましたね。

そうすると
例えばあなたが就職しようとしている会社がC社だとしたら、SES営業としてまず基本的な
ことは

①B社のように案件を紹介してくれる取引先を増やす。
②自社の社員で技術者がいれば、貸し出す
③②ができないことを考えて、D社のように人を貸してくれる取引先を増やす

なので稼ぎとしては

①仲介料手数料(例2のパターン)
②委託料(自社の技術者を60万で貸して、そのエンジニアの給料が30万だったら、
     会社としては月30万の利益です)

となります。



しかしこの方法には、様々な法律的な問題があることを
みなさんは知らなければいけません。
これは社内で入ってから知ると、会社に対するモチベーションが非常に下がる可能性
が高いです。


深くは次の回で!
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コメント

プロフィール

HN:
元SES営業マン
年齢:
36
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1987/10/10
自己紹介:
設立間もない会社で「エンジニア兼SES営業」として2年間従事
人手が足りないために中途採用に関わる。
広く浅くのすべてが中途半端な男です。

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